考え方

マニュアル活用企業の意外な「共通点」

Posted on


マニュアルを何のために活用する?

Teachme Bizのご提案活動を通じて、多くの企業の方々とお話する機会があります。マニュアルは、どの業種・業界・企業規模でも必要なもの。お会いする方々には、一見すると共通点がないように見えます。

とは言っても、マニュアルそのものは「業務のやり方をわかりやすくまとめたもの」でしかありません。そもそも「何のためにマニュアルを活用するのか?」という目的やネライは、次のようなポイントに集約されることがわかってきました。

tmbiz_renewal_top_vis_v2

【1、業務を標準化したい(質の安定)】

「社員が増えてきて、仕事のやり方がバラバラになってきた。マニュアルを作って、共通化・標準化できることはしていきたい。」

【2、業務を効率化したい(期間短縮、コストダウン)】

「新規出店や新規採用のたびに、何度も同じことを苦労して教えている。もっと簡単にしたい。」

【3、業務の個人依存を解消したい(ノウハウ共有)】

「特定の人に業務が集中するようになってきた。暗黙知化したノウハウをみんなで共有したい。」

「着手する」と「着手しない」の判断をわけるもの

これらのネライは、どの企業にとっても共通のテーマであるはず。しかし「今すぐやろう!」とスピーディーに着手される場合と、「大事なのはわかっているんだけど。。。」となかなか着手されない場合がはっきりと分かれてきます。

では、なぜ着手する・しないの違いが出てくるのでしょう?様々な経営課題へのアクションの中でマニュアル化に着手される企業に、ある共通点があることに気がつきました。

Running Track GO

マニュアルは守りではなく攻めのツール

その共通点とは、マニュアルを「攻めのツール」と捉えていることです。

標準化、効率化、見える化・・・マニュアルがもたらす直接的効果だけを文字通り捉えてしまうと、社内の体制整備や基礎固めといった「守り」の施策のような印象があります。

しかし、Teachme Bizを導入いただいた企業(の特に経営者の方々)にお話を伺ってみると、決して現状に満足することなく「人を増やしていきたい」「店舗を増やしていきたい」「新事業にチャレンジしていきたい」「人手不足に打ち勝っていきたい」というように、次のステージに進むための攻めの施策、攻めのツールのひとつとして、マニュアル化に着手されているのです。

逆に人も増やさず、店舗も増やさず、業務も変わらず・・・という守りに入った局面では、あえてマニュアル化に着手しなくとも業務は回り続けてしまう、というのもあるかもしれません。


マニュアルは、一見すると非常に地味で地道な取り組みです。広告のような施策とは違って、短期的な売上に直結することはありません。

しかし、売上を増やしたい・事業を拡大したい、という中長期的な視点からの攻めの局面においては、マニュアルは攻めの施策・ツールのひとつになるということを、と多くの企業様に教えていただいた気がします。